
最終更新日: 2026年7月日
エアホスト(AirHost)のPMSは、日本国内の宿泊税に対応しています。 自治体ごとに異なる宿泊税を、予約データにもとづいて自動計算・自動追加。申告に使える宿泊税レポートまで、まとめて一元管理できます。
「うちの地域でも宿泊税が始まるらしいけど、何から手を付ければいいの?」
「OTA経由の予約の宿泊税って、誰がどうやって徴収するの?」
「毎月の集計と申告…これ以上、手作業を増やしたくない」
そんな疑問や不安をお持ちの方に向けて、この記事では2026年に全国で急拡大している宿泊税の最新動向と、エアホストPMSでできる宿泊税対応を分かりやすく解説します。ホテル・旅館から民泊・無人運営施設まで、宿泊税の実務負担をグッと減らすヒントが見つかりますよ。
2026年における宿泊税の立ち位置
宿泊税対応PMSがないとどうなる?
AirHsotなら宿泊税対策ができる


宿泊税とは、ホテル・旅館・民泊などの宿泊者に対して、1人1泊ごとに課税される地方税(法定外目的税)です。集められた税収は、観光振興やオーバーツーリズム対策などに使われます。
2002年に東京都が全国で初めて導入して以来、大阪府・京都市・福岡県などへ広がり、2025年末時点で17自治体が導入。2026年には約30自治体が新たに課税を開始し、年末までに約50自治体規模へ急増する見込みです(報道ベース)。2026年だけでも、北海道(道税)、宮城県・仙台市、湯河原町、熊本市など、導入・改定が相次いでいます。
もはや「うちのエリアには関係ない」とは言い切れない状況なんです。
方式 | 概要 | 例 |
定額制 | 1人1泊あたり一律◯円 | 福岡市など |
階層制(段階定額) | 宿泊料金帯に応じて税額が変わる | 東京都、京都市、大阪府など |
定率制 | 宿泊料金の◯% | 倶知安町など |
さらに、都道府県税と市町村税が二重にかかる「併課」(例: 宮城県+仙台市、北海道+札幌市)もあれば、免税点(例: 宿泊料金5,000円未満は非課税)や修学旅行の免除など、条件は自治体ごとに細かく異なります。
正直、かなりややこしいですよね。だからこそ、システム側でどこまで対応できるかが大事になってきます。

「宿泊税対応」と聞いても、ピンとこない方が多いかもしれません。まずはPMSが宿泊税に対応していない場合の実務を、具体的に見てみましょう。
たとえば東京都内で10室の施設を運営していて、月300泊の予約があるケース。宿泊税に対応していないPMSだと、次の作業がぜんぶ手作業になります。
予約1件ごとに課税判定 — 宿泊料金(税抜)が課税ラインを超えているか、人数は何人か。これを300件、1件ずつ確認
税額の計算 — 東京都は料金帯で税額が変わる階層制。しかも基準は「消費税を除いた宿泊料金」なので、税抜への換算からやり直し
徴収 — OTA予約の多くは宿泊税が徴収されずに入ってくるため、フロントで現金回収するか、ゲストに個別に請求
月次の集計と申告 — Excelで300件を集計し、自治体ごとの様式で申告・納付
想像しただけで大変ですよね。この運用で起きがちなのが、徴収漏れ・計算ミス・申告作業の属人化です。
ここでぜひ押さえておきたいのが、宿泊税は「特別徴収」——つまり施設がゲストから預かって納める仕組みだという点。徴収し忘れた分も納税義務は施設に残るため、足りない分は自腹で納付することになるんです。
月300泊で1泊200円の取りこぼしが数%出るだけでも、年間では無視できない損失に。さらに2026年以降は、自治体ごとにルールが違う税が次々に始まります。複数エリアで運営していれば、この負担は掛け算で増えていきます。
では、宿泊税対応PMSがあるとどう変わるのでしょうか。
業務 | 対応PMSがない場合 | エアホストの場合 |
課税判定・税額計算 | 予約ごとに手作業で判定・計算 | 適用地域を設定すれば自動判別・自動計算 |
予約への計上 | 1件ずつ明細を手入力 | 新規予約に自動追加(OTA除外設定も可能) |
ゲストからの徴収 | フロントで現金回収 or 個別請求 | 事前チェックイン時のオンライン決済で非対面徴収 |
申告用の集計 | Excelで手集計 | 宿泊税レポートで自動集計 |
制度改定への対応 | 自分で条例を追い、計算式を修正 | 対応地域はシステム側でアップデート |
つまり宿泊税対応PMSの価値は、単なる「便利機能」ではありません。徴収漏れ=自腹納付という金銭リスクを防げること。そして毎月の申告実務を人手から切り離せること。この2つなんです。
無人・省人化運営ならなおさら、「現地で徴収できない」問題をオンライン決済で解決できるかどうかが、運営モデルの成立条件そのものになります。

エアホストPMSでは、宿泊税の管理を次の4つの機能でカバーしています。
物件ごとに「宿泊税の適用地域」を設定するだけで、対応地域では宿泊料金や人数などの条件に応じて、税額をシステム側で自動判別・自動計算します。面倒な課税判定を、予約ごとに悩む必要はもうありません。
2026年7月時点の自動計算対応自治体は、以下の12自治体です(順次追加予定)。
東京都 / 大阪府 / 京都市 / 札幌市 / 小樽市 / 倶知安町 / 函館市 / 旭川市 / 富良野市 / 網走市 / 帯広市 / 広島県
メモ💡 2026年7月時点で、以下の地域においても自動計算対応を追加予定しております▼
福岡県福岡市
沖縄県
長野県
大阪府(2025年9月改定)・京都市(2026年3月改定)のような税率改定にも、改定前後の両ルールで対応。階層制だけでなく、倶知安町の定率制(宿泊料金の3%)もカバーしていますよ。各自治体の税額テーブルはヘルプセンター「宿泊税の概要と管理の流れ」をご覧ください。
自動計算に対応していない地域でも、定額・定率の税設定を手動で作成すれば運用できます。
「宿泊税外税自動追加」アドオンを使うと、新規予約に宿泊税の明細が自動で追加されます。税を生成するタイミング(予約作成時〜チェックイン7日前まで)は運用に合わせて選べますし、OTA側で宿泊税を徴収している場合には、除外チャンネルに指定することで二重課税を防ぐことも可能です。
宿泊税自動計算については、対応地域かどうかに加え、AirHostご契約プランによって異なります。詳しくは【税金の設定】宿泊税(外税)の設定・追加方法をご覧ください。
予約がキャンセルになれば自動追加された宿泊税も自動で削除。人数や日程が変われば、税額も自動で再計算されます。「変更のたびに明細を直す」作業から解放されますよ。
自動計算の対応地域では「宿泊税レポート」が使えます。自治体への申告に必要な税区分ごとの宿泊室数・税率・税額合計(宿泊税集計表)と、予約ごとの税額・課税対象人数の内訳(宿泊税明細表)を自動で集計し、CSVエクスポートにも対応。Excelでの手集計が不要になり、徴収漏れや計算ミスも防げます。
※宿泊税の自動計算・自動追加・レポートのご利用には、対応プランへのご加入が必要です。詳細はヘルプセンター「AirHost パッケージ料金表」をご確認ください。
宿泊税を宿泊料金と別に(外税として)徴収する場合は、AirHostチェックインのオンライン決済の出番です。事前チェックイン時、チェックイン時、そしてチェックアウト時に、ゲストから宿泊税を徴収できます。(クレジットカード支払いの場合のみ)フロントに人を置かない無人・省人化運営でも、宿泊税の取りこぼしを防げますよ。
もちろん、宿泊料金に宿泊税を含めて販売する運用(込み価格方式)にも対応しています。
消費税(内税)を設定する — 宿泊税は税抜の宿泊料金を基準に計算されるため、前提として必要です
物件詳細で「宿泊税の適用地域」を設定する
「外税の自動化」で自動追加の条件・除外チャネルを設定する
予約に自動追加された宿泊税を、運用に合わせた方法で徴収する
この4ステップだけです。詳細な手順はヘルプセンター「宿泊税の概要と管理の流れ」をご覧ください。
はい、対応しています。 自治体条件にもとづく税額の自動計算、予約への自動追加、宿泊税レポートによる申告支援まで、宿泊税管理を一元化できます。
2026年7月時点で、東京都・大阪府・京都市・札幌市・小樽市・倶知安町・函館市・旭川市・富良野市・網走市・帯広市・広島県の12自治体で税額の自動計算に対応しています(順次追加予定)。対応外の地域でも、定額・定率の税設定を作成して運用可能です。
できます。AirHostチェックインのオンライン決済を使えば、事前チェックイン時にゲストから宿泊税を非対面で徴収できます。現地徴収が難しい無人施設に適した運用です。
OTAごとに宿泊税の取り扱いが異なるため、エアホストでは自動追加の対象から特定のOTAを除外する設定が可能です。OTA側で徴収されない予約に対してのみ、PMS側で宿泊税を追加・徴収する運用ができます。複数OTAの運用については民泊サイト(OTA)完全ガイドも参考になりますよ。
できます。自動計算の対応地域では宿泊税レポートを利用でき、申告・納税に必要な集計を自動化できます。

宿泊税の導入自治体は、2026年末までに約50規模へ拡大する見込みです。複数自治体・複数方式にどこまで対応できるかが、PMS選定の重要な基準になってきています。
エアホストなら、税額の自動計算から徴収、申告用レポートまで、宿泊税の実務をワンストップでカバーできます。
税金の計算はシステムに、スタッフはおもてなしに。
宿泊税対応についてのご相談・デモのご依頼は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
合わせてチェックしておくといいですよ
本記事の自治体・税制に関する情報は2026年7月時点のものです。最新の課税条件は各自治体の公式サイトをご確認ください。